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この夏におきた中越沖地震のとき
介護をしながら地震予測を研究してるあたしならではの疑問にあたった。
それはいざ大きな地震がおきたとき
災害時要援護者である人たちをうちの区ではどう対応してるのだろうかという疑問だった。
先日後期高齢者医療制度についてちょっと書いたりもしたけど
基本的に在宅医療をすすめているのにもかかわらず
福祉がしっかりしていないという国に対する矛盾は日ごろ感じているわけですが
行政は前例があったりなどしないと基本的に動かないものです。
あたしはこの夏、災害時介護をしている人たちはどのようにすべきなのかずっと調べたりしていました。
そんなときにみつけたのがこの本。
高齢者・障害者の災害時の避難支援のポイント

内容は以下。
この中にはすでにこの支援制度を実施している地方自治体の書式などものっていて非常にわかりやすかった。
(とくに介護などに従事してる職員の人はわかりやすいかと思うけど
一般的に介護をしてる当事者には非常にわかりにくい専門的内容かもしれません)
ケアマネさんが家にきたときにあたしはこの本を持ち出してきて
うちの自治体ではどうなの?ときいてみた。
ただ単に災害支援はどうなってるのかということだけをケアマネさんを通じていったにしても
お役所相手だから抽象的な内容になって終わってしまいかねない。
そこでこういう書式の本があることを説明し、
「この自治体ではこういう書式のもので、こういう制度をここではやってるみたい。
うちの区では何かそういうのある?
いまんとこきいたことがないんですけどwww
だって今国で在宅医療をすすめているのに災害時は施設に入っていないというケースで
中越沖のときに苦労してる介護者の方たちは多いみたいだよ?
あたしならまだいいけど高齢者同士の家とかもっと大変なのに地震とかきちゃったらいったいどーなってんだろうねw
助け出すことなんてできないじゃんw」
というかんじで聞いてみた。
ケアマネさんも区にそういうのがあるって聞いたことがないので
あるかどうかなどちょっと聞いてみますといって
いろいろとあたしが話ししたりしたことや本の内容のメモをとっていた。
そして10月初旬に
「いまのところそういうものはないみたい。
町内会に任せてるみたいですよ」
という返事が返ってきた。
なんとなく想像していた答えが返ってきたというかんじだった。
ケアマネさんもなんか行政に言葉を濁された的なことをいっていた。
しかし今日、区からおばぁちゃんあてに一通の手紙が。
内容は「災害時要援護者を確認、支援するために、それが必要な人は書式に沿って書いてください」といった内容。
まさにあたしが夏に調べてケアマネさんに本を見せてたずねた内容そのものだった。
たまたま今日ケアマネさんの訪問予定日だったので
早速その手紙を見せたら初めて知ったようで
「え?これ、こないだ内容をこちらでメモして区に問い合わせたりしたこととまったく一緒ですっ!!!!」
と驚きを隠せない様子だった。
あたし一人が区役所に駆け込んでこういう制度があるのかどうかききにいっても効果がないことくらいわかっていた。
だからケアマネさんに伝えたのだけど
まさかこんなに早急にコトが運ぶとは思わなかった。
適切な対応をケアマネさんにしていただいたのはほんとに大きい。
ありがとう。
このケアマネさんにはあたしが地震の予測をやってることは伝えていたんですが(笑)
あたしがなんで地震の予測をしてるのかという理由も話していた。
地震などの災害の前兆現象を知ることで
地震が来るのは避けられなくても前もって防災準備をすることはできる。
正直あたし一人だったらどうにでもなる。
あたし一人だとしたらここまで地震地震って騒がなかったかもしれないしわからない。
だけどうちには半分は寝たきりの祖母がいて
地震のときはあたしより祖母を助けないといけない。
今ですらあたしが病気にかかっただけで大変なことになっている。
正直風邪すらひけないような状況だってかんじ。
だから最低限あたしは自分の身はもちろん、ケガすらしないつもりで防災しておかないと祖母を助けることはできない。
災害時、被災するのは自分だけではない。
そんな単純なことに介護をやっていて初めて気付かされた気分になった。
これまでどれほど自分のことしか考えていなかったことか。。。
地震も前もって前兆をとらえて防災しておくことで
一人でも多く、災害弱者という言い方は好きではないけど
災害時要援護者を助けることが健康な人間には必要だっていう考えになっていった。
おそらくは介護をしていなければそんな考えはしなかっただろうと今になって思う。
もちろん現代の科学ではそこまで予知なんてできないだろう。
でも、予知というのは基本的に防災警告と受け止めて
起こりうることに対してなんらかの対策を練ることならできるって思うんだ。
「巨大地震とかがきちゃったら防災しても仕方ないから最初からしない」
っていう声もよく耳にするのだけど
それっておそらくそれをいう人は
自分の身だけを守ればいいっていう人だって思う。
たとえばあたしのように介護する人が家にいたり
子供が家にいて守らなければいけない存在がいるならば
おそらくそんな発言しないって思う。
もし幸いにして自分だけを守ればよいのならば
誰か一人でも多くの人を救えることを考えてほしい。
だけど本当...
まさかあたしの小さな声が届くって思わなかった。
この本と伝えてくれたケアマネさん、
本当本当感謝します。
地震はもちろんきてほしくないけど
小さいことからでも変えられるんだなっておもって
なんかそれがとってもうれしかった。
ありがとう!
介護をしながら地震予測を研究してるあたしならではの疑問にあたった。
それはいざ大きな地震がおきたとき
災害時要援護者である人たちをうちの区ではどう対応してるのだろうかという疑問だった。
先日後期高齢者医療制度についてちょっと書いたりもしたけど
基本的に在宅医療をすすめているのにもかかわらず
福祉がしっかりしていないという国に対する矛盾は日ごろ感じているわけですが
行政は前例があったりなどしないと基本的に動かないものです。
あたしはこの夏、災害時介護をしている人たちはどのようにすべきなのかずっと調べたりしていました。
そんなときにみつけたのがこの本。
高齢者・障害者の災害時の避難支援のポイント

内容は以下。
第1部 要援護者の避難対策への提言(災害時要援護者対策:避難生活支援策の視点/災害時要援護者支援と個人情報保護/障害者団体の取組の重要性/地域を中心とした取組の重要性/市町村職員と考える災害時要援護者対策)
第2部 災害時要援護者の避難支援ガイドラインの解説(はじめに/新ガイドラインの解説/避難支援ガイドラインに沿った取組の更なる発展/おわりに)
第3部 参考資料(災害時要援護者の避難支援ガイドライン(改訂版)/災害時要援護者の避難対策に関する検討会委員名簿)
この中にはすでにこの支援制度を実施している地方自治体の書式などものっていて非常にわかりやすかった。
(とくに介護などに従事してる職員の人はわかりやすいかと思うけど
一般的に介護をしてる当事者には非常にわかりにくい専門的内容かもしれません)
ケアマネさんが家にきたときにあたしはこの本を持ち出してきて
うちの自治体ではどうなの?ときいてみた。
ただ単に災害支援はどうなってるのかということだけをケアマネさんを通じていったにしても
お役所相手だから抽象的な内容になって終わってしまいかねない。
そこでこういう書式の本があることを説明し、
「この自治体ではこういう書式のもので、こういう制度をここではやってるみたい。
うちの区では何かそういうのある?
いまんとこきいたことがないんですけどwww
だって今国で在宅医療をすすめているのに災害時は施設に入っていないというケースで
中越沖のときに苦労してる介護者の方たちは多いみたいだよ?
あたしならまだいいけど高齢者同士の家とかもっと大変なのに地震とかきちゃったらいったいどーなってんだろうねw
助け出すことなんてできないじゃんw」
というかんじで聞いてみた。
ケアマネさんも区にそういうのがあるって聞いたことがないので
あるかどうかなどちょっと聞いてみますといって
いろいろとあたしが話ししたりしたことや本の内容のメモをとっていた。
そして10月初旬に
「いまのところそういうものはないみたい。
町内会に任せてるみたいですよ」
という返事が返ってきた。
なんとなく想像していた答えが返ってきたというかんじだった。
ケアマネさんもなんか行政に言葉を濁された的なことをいっていた。
しかし今日、区からおばぁちゃんあてに一通の手紙が。
内容は「災害時要援護者を確認、支援するために、それが必要な人は書式に沿って書いてください」といった内容。
まさにあたしが夏に調べてケアマネさんに本を見せてたずねた内容そのものだった。
たまたま今日ケアマネさんの訪問予定日だったので
早速その手紙を見せたら初めて知ったようで
「え?これ、こないだ内容をこちらでメモして区に問い合わせたりしたこととまったく一緒ですっ!!!!」
と驚きを隠せない様子だった。
あたし一人が区役所に駆け込んでこういう制度があるのかどうかききにいっても効果がないことくらいわかっていた。
だからケアマネさんに伝えたのだけど
まさかこんなに早急にコトが運ぶとは思わなかった。
適切な対応をケアマネさんにしていただいたのはほんとに大きい。
ありがとう。
このケアマネさんにはあたしが地震の予測をやってることは伝えていたんですが(笑)
あたしがなんで地震の予測をしてるのかという理由も話していた。
地震などの災害の前兆現象を知ることで
地震が来るのは避けられなくても前もって防災準備をすることはできる。
正直あたし一人だったらどうにでもなる。
あたし一人だとしたらここまで地震地震って騒がなかったかもしれないしわからない。
だけどうちには半分は寝たきりの祖母がいて
地震のときはあたしより祖母を助けないといけない。
今ですらあたしが病気にかかっただけで大変なことになっている。
正直風邪すらひけないような状況だってかんじ。
だから最低限あたしは自分の身はもちろん、ケガすらしないつもりで防災しておかないと祖母を助けることはできない。
災害時、被災するのは自分だけではない。
そんな単純なことに介護をやっていて初めて気付かされた気分になった。
これまでどれほど自分のことしか考えていなかったことか。。。
地震も前もって前兆をとらえて防災しておくことで
一人でも多く、災害弱者という言い方は好きではないけど
災害時要援護者を助けることが健康な人間には必要だっていう考えになっていった。
おそらくは介護をしていなければそんな考えはしなかっただろうと今になって思う。
もちろん現代の科学ではそこまで予知なんてできないだろう。
でも、予知というのは基本的に防災警告と受け止めて
起こりうることに対してなんらかの対策を練ることならできるって思うんだ。
「巨大地震とかがきちゃったら防災しても仕方ないから最初からしない」
っていう声もよく耳にするのだけど
それっておそらくそれをいう人は
自分の身だけを守ればいいっていう人だって思う。
たとえばあたしのように介護する人が家にいたり
子供が家にいて守らなければいけない存在がいるならば
おそらくそんな発言しないって思う。
もし幸いにして自分だけを守ればよいのならば
誰か一人でも多くの人を救えることを考えてほしい。
だけど本当...
まさかあたしの小さな声が届くって思わなかった。
この本と伝えてくれたケアマネさん、
本当本当感謝します。
地震はもちろんきてほしくないけど
小さいことからでも変えられるんだなっておもって
なんかそれがとってもうれしかった。
ありがとう!
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