土星の乙女座入り

9月2日の可視画像/サンタクローズ島M7.3　Upしました

久々に占いのことについて書きます。

星座のアスペクト(角度)を調べていたりすると思うことがあります。
人間関係って太陽系の動きに似てるなぁと。
自分も常に動いていて、あらゆる行動をしたりするのだけど
まわりも常に動く。
だけどその動く源となるのはその人の心、だったりすると思うんです。
アスペクトを調べていくと
あまりいい角度じゃないときや、とても調和のとれたとき、
そして0度という角度はそれぞれの個性を引き出す時期なのですが
それって人間関係に似てると思うのです。
そうやって人間は成長していくようにできてるのかな
なんて思うことも多いです。

人間を一番成長させるための星ってなんだと思いますか？
それは土星だったりします。
土星はよく不幸なイメージがついています。
サターンてよばれていますね。
たとえばサターンリターンといって
誰しも30歳前後に人生の転換期が前後にあることに見舞われるとかもあるのが有名です。
または年に2回くらい逆行をしたりします。
惑星が実際に逆行するわけでなくて
地球から見て逆行しているかのように見える時期は
思うようにコトがすすまないってパターンが多いです。
基本的に土星がひとつの星座にいるのは2年ちょっとくらいの間です。
そしてその土星があらたに星座またぎをするのが今夜くらい。
2005年の7月17日くらいから今日までずっと獅子座にいました。
そしてそのテーマが終わろうとしているということです。
その時期、何かありましたか？
そしてそれは解決しましたか？
（ちなみにその前は2003年6月下旬くらいから2005年7月16日まで土星はかに座にいました）

今夜、これまで2年近くにわたって獅子座にいた土星が
乙女座に移ります。
これは乙女座や獅子座の方のみならず山羊座の運命の方向性を変えていきます。
この時期を境に人間関係とかいろいろなものが徐々に変わります。

土星というのはさっきもいいましたが成長させるテーマを与える星です。
ではどうすれば人は成長していくのか。
何度かスピリチュアルのことで書いてきたわけですが
魂が成長するっていうのは何かヒーリングのサービスをうけたり
商品を買うだけで成長できるものではありません。
それについては過去の記事一期一会ほかいろいろ書いてきましたね。

たとえばあるひとつのヒット商品が生まれたとしましょう。
それが生まれたいきさつの多くが、いわゆる誕生秘話なんかでは
必ず「失敗」や「挫折」が何度も繰り返されていますよね。
失敗の経験をしなければ改良はされないし、
よい商品やヒット商品はそういう中から生まれるものです。
人生もこれと同じだって思います。
成長するには失敗や苦い経験が必要であって
失敗する、という「経験」は成長のためにはとても重要なのです。

確かに失敗は怖いです。
あたしは特に怖がりなので余計にカンペキに走ろうとするクセがあります（苦笑
しかしいってみれば人生のバグの中から新たな可能性方向性が生まれ
チャンスもそこから生まれるという側面も持ちます。
しかし何度も学習せず「失敗」や「挫折」を単純に繰り返すだけではそこから何も生まれてきません。
なぜ失敗したのだろう、そういうひとつのテーマについて悩み、時に葛藤に陥ったりします。
でもそこからよいものを生み出そうとしていくエネルギーがあるように
失敗したことで最初は落ち込んでいても
それについて逃げずに向き合うことで
新たな方向性を見出し、方向性が徐々に定まり、
新たなエネルギーが生まれ、テーマをクリアし成長していきます。
これがいわゆる土星なのだと思うのです。
土星はそういう意味で「試練の星」といわれるのではないでしょうか。

しかしあたしも土星は不幸な星だと小さい頃とても思っていました。
あたしは山羊座なのですが、あたしの弟も山羊座です。
雑誌を買ってくると弟は占いにだけは目を通します。
「おねーちゃん、山羊座の運勢ってまた悪いよ！」
だの
あたしが山羊座は土星が守護星だよというと弟はとても嫌がり
「なんでなの？山羊座ってだからついてないんだね」
とよくあたしにきいてきました。
そしてあたしも当時はその意見に同調していました。

天文からみればあたしは土星は大好きです。
だって土星の輪ってカッコイイじゃん(笑)
でも占星術的にみれば山羊座ってすごく地味だし
「マジメ」っていうふうにいわれますが.....
（あたしはマジメですけど何かｗｗｗ）
でもマジメはいいけど土星のその不幸な星のイメージはイヤだって思ってしまいます。

乙女座や獅子座、山羊座は土星の乙女座入りから
というか先日の皆既月食から新たな方向にシフトしてきています。
皆既月食はいわゆる月のパワーと太陽のパワーが0度になるときです。
冒頭でも話したように0度というのは星の個性やパワーがかなり強く出るということがこの角度です。

物事が今、大きく変容していく時期です。
そしてそれ以外の星座にしても
その人を成長させていくテーマがかわっていく時期でもあるのです。

...というのは西洋占星術の話であって
インド占星術ではこれと23度違っていて獅子座入りをしています。
混乱するのでインド占星術については今回詳しく話しませんが(笑)

土星というのは「地」であり
しし座は「火」のエネルギーをもつ星座。
....地で激しいエネルギーとくれば大きな地震ですよね(またかよｗ)
でも実際インド占星術的にいえば土星の獅子座入りから地殻変動が増えてきている感じがかなりあるのですよ。

で、オマエは西洋占星術なのか、インド占星術なのかですが、
今はどっちでもいいです(爆)

西洋占星術をみてみればこのあと1年で星座を一周する木星が
12月20日頃に山羊座入りします。
しかも12月20日頃にさきほどからいっている土星が今度は逆行を始めます。
つまり山羊座にとってはこの先2007年末〜2008年にかけて大きな変容の時期にさしかかっているのです。
どう変容していくのかはもちろんその人によりテーマが違いますが
地震はいやだなぁ(やっぱそっちかよｗｗｗ)


こちらを見ている山羊座の皆様。
がんばりましょう！
というか山羊座の方でなくてもこちらをごらんになってらっしゃる方がた、
いろいろあるって思うけど
辛いことも多いって思うけど
土星のテーマってわけじゃないけどさ
辛い苦しいだけじゃなくて
そこから何かを生み出して人生を切り開いていこう。
苦しい、辛いだけじゃソンだからね！(笑)

別にムリして前に進まなくったっていいんだよ。
立ち止まるコトだって時には必要だよ。
あたしは年中立ち止まっているよｗ
ふさぎこんで何も見たくないって時だってかなりあるさ。

だけど心だけは開いていて。
その目は澄ましていて。
そんなときあたしはいつも空を見あげるよ。

そろそろだな、って思ったとき
今そこにあるものに目を移して。
何か見え方がかわってるかもしれないよ。
明日は少し違うふうに思えるかもしれない。
だからあたしはいつも空を見るんだよ。

たとえばあの人がこうだったらこんなふうにならなかったのに
そう思うことって結構あるよね。
でも、誰かが変わるんじゃない、
誰かを変えるんじゃない、
自分が、ちょっとでも変わっていくことで
明日、何かが変わるかもしれないよね。

変わるのに必要なのは、ほんのちょっとの勇気さ。
でも勇気の前に柔軟な気持ちを持ってたいね。
心がやわらかければ、やだなって思うことが
意外とすんなり受け入れることができたりするよね。
心を、もっともっとやわらかくしたいな。

土星の新たなテーマ、なんだろう、ドキドキするな。
どんな状況に陥ったとしても
柔軟な心で物事を受け入れて
新たにエネルギーを生み出していけますように。

そして、すべての存在に、感謝。