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本日体感きつめです。
久々にかなり頭に締め付けを感じています。
関東や富士五湖でゆれることがあります。
無感の可能性もありますが記録もかねてかいておきます。

これかもw
2008/04/24 16:36 35.401 N139.787E 58.6km M2.5東京湾(神奈川県横浜市・横浜港 東方約9.5km沖)

いったんおさまってそのあともまだ痛さがあるのでまたあるのかもです。

*

現在日本列島警戒継続中っす。
予想については
こちらをご覧下さい。
厚木イオンも19kまでいきましたが先日の父島M5.6に相当するのか
ほかにもあるのか現在まだ様子を探っています。

*

「全国を概観した地震動予測地図」 2008年版が発表になりました。
いわゆるハザードマップですね。
どうやらじんわりポイントがあがっていますよ?

発生が迫っているとされる東海地震や東南海・南海地震が起きていないため、関東南部から四国にかけての太平洋側などで、昨年に比べて確率が高くなった。

 都道府県庁所在地では、確率が最も上昇したのは高知市の2・0ポイント(確率は54・3%)。次は福岡市の1・7ポイント(同2・3%)で、市内を通る警固断層帯で起きる地震の評価反映が原因。

 確率が高いのは静岡市(86・8%)、甲府市(82・3%)、津市(62・5%)の順。

 北海道北部や山形県、富山県、長野県南部では、付近の活断層帯の新たな評価を反映した影響で確率が下がった。(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008042401000603.html


地震ハザードステーション(J−SHIS)で詳細が見れます。


最近日本海沖深発、太平洋沖深発、中部、というパターンがつづいています。
(青い○が深発地震)
4月23日1日の地震記録<Hi-net>
2008 4 23 08:34 20.6 37゜ 4.5'N 137゜11.8'E 273km 2.6 富山湾
2008 4 23 12:34 14.3 33゜ 8.3'N 138゜ 5.4'E 351km 3.2 東海道南方沖
2008-04-24 07:40:07.895 0.462 37.273 2.0 134.767 2.8 413.9km 4.3 M4.2 日本海(兵庫県美方郡香美町 香住海岸 北約170km沖 )

深発(深さ100キロ以上)ということもあり
特に200キロ以上の深さで最近は起きていることもあって
これは海底にある断層でなくプレートの沈み込みがおきている、と個人的に考えています。
(あくまでも素人の考えですが)

太平洋側では、たとえば太平洋プレートやフィリピン海プレートが日本列島の地下深く沈み込んでいます。
一方西日本はユーラシアプレートの上に乗っています。
太平洋プレートは少しずつ北西へと押され沈みこんでいきます。
北西方向の力と南東方面との力がせめぎあいをしてるというんでしょうか。
このせめぎあいにより当然歪みがたまります。
たとえば能登の地震は深さ11キロという浅めの断層がずれたため大きな被害をもたらしたわけですが
これはユーラシアプレートと太平洋プレートに押された歪といわれています。
断層の片方がもう片方に乗り上げる逆断層型でしたよね。

東海地震同様南海地震の発生についてもいろいろいわれています。
一番恐れられているのがやはり東海・南海・東南海連動型地震でしょう。
約300年前の宝永地震は防災を語る上では避けることは出来ません。
宝永4年10月4日(1707年10月28日)東海地震と南海地震が同時に発生しました。
推定マグニチュードは8.6〜8.7とされています。
もちろん余震も続いていました。
そんな最中11月23日(1707年12月16日)に富士山の大噴火がありました。
被災地は深刻な飢饉に陥ったため小田原藩の領主はさまざまな対応をしたけれども対応しきれず
江戸幕府へ復興支援を申し出ました。


新田次郎の怒る富士(上)は小田原藩の復興支援申し出により一時的に被災地を幕府直轄にしたとき伊奈忠順を責任者としました。
そんな伊奈忠順を主人公に描いた歴史小説です。

しかし火山灰などに覆われた田畑は耕作が不可能な状態です。
なかなか復興もうまくいかないまま天明の大飢饉がのちに起こって一揆になりました。
余談だけど天明の大飢饉のときは世界的な異常気象だったようです。
ラキ火山(アイスランド)、グリームスヴォトン火山(アイスランド)などの噴火はとても量が多かったようで北半球が塵で覆われ日射量が少なくなったとされている。
フランス革命の遠因となったともいわれているようです。
浅間山もこのとき噴火して、特に東北では天明の大飢饉となった近世史上最大の飢饉です。

Newton別冊 連動して発生する巨大地震

南海トラフを東北方向に延長すると、駿河湾で活断層富士川河口断層帯と連続しているといわれています。
地震と火山の関係は当然ですが深いです。
(地震だけでもかなり深いというのに・・・)
予測ともなると火山のことも考えていかないといけないのでしょうね。
この最近の箱根付近の活動をどのように予測していくのか、
あたし個人でやっても仕方ないことなのですが
近いところに住む人間としては非常に気になるところなんです。

2004年12月26日におきたスマトラ沖地震。
これは多大な被害が出ただけでなく地軸を129°Eへ8.5cm動かしたとされています。
それ以前地軸を動かした地震といえば20世紀最大の地震といわれている1960年のチリ地震。
1964年のアラスカ地震でも同様とのことですが
当時の観測技術を考えると正確なものはスマトラ沖のデータが初めてとされています。
(これはいわゆる地球の歳差運動についてやポールシフト関連ですがあくまでも地球科学のものであり
擬似科学のポールシフト<⇒要するに2012年説>とは違うものだと考えてください)

東海・南海・東南海連動型地震の発生が恐れられているのは
スマトラをしのぐ地震になる可能性があるとされているからです。
スマトラ沖地震ではMの値が9.3でした。
これ以降その周辺のプレートに対する力が変わってきているとされています。
日本の近年の大きな地震は確かに断層のズレが要因であるけど
プレートと関係がないわけではありません。
火山活動にももちろん関係してきます。
かといっていきなり海溝型プレートの地震が解放されるわけではなくて
そういう歪みの解消がちょこちょこ行われていきます。

たとえば南海地震の発生周期は150年くらいですが
発生50年くらい前に西日本内陸部でマグニチュード7クラスが多く起きるといわれています。
阪神淡路大震災や芸予地震は来るべき南海地震の前50年の
地震活動活発化の現れだとされています。
西南日本の内陸のM7クラスの地震にも注意をしないといけないというわけです。

現在地震活動が抑制気味で不気味です。
なぜかといえば前兆現象とされるものがかなりあったにもかかわらずパタっととまってしまった状態です。
しかしまだまだ先日書いたように西日本(というか北陸や近畿、東海、中国四国地方など)地震に注意です。
京都や福井や能登周辺の日本海とかの深発だけで住んでくれたらいいのですが
深発はいずれ内陸部の歪ももたらすので微妙なところです。
以前も書きましたがそのあたりM6前後といったかんじでしょうか。。。

地震は何らかの前兆現象を大なり小なりを繰り返し、大きめの地震があることが多いようです。
ここで警戒や注意を呼びかけるものはそんな前兆現象がピークに達したり
データに明らかな変化があるときです。
しかしデータ上では変化があっても発震の正確な場所や規模、時間などはわからないし
データ変化⇒発震になる大きなものこそ月相や気圧などのトリガーです。

現代の科学ではだいたいの、ある程度の予測はたてれるとは思うのですが
正確な予測は不可能です。
ある程度の大まかな予想が地震のハザードマップといえます。
だから前兆現象があるときは防災の日だと思ってチェックする習慣をつけていくべきなのではと思っています。
だって何度目の前兆で起きるのかまではわかりにくいわけだからね。
なにも9月1日だけとか、大きな地震がどこかでおきてからあわてて用意しようと思ったけど
どこにいっても防災グッズが売り切れだったというかんじになるよりは
自分の直感を磨いていったほうがよいと思います。

地震の怖いところは台風などと違っていつどこでどれくらいのものがおきるのかわからないこと。
たしかに今やっている前兆をさぐることが確実に地震を当てるのかといえば
ここに地震関連で来る方たちはおわかりのように必ずしも前兆に見合ったようなものがあるとは限りません。
だけど身近なことに感覚を研ぎ澄ませるのは必要だって思います。

関東でも先日父島でM5.6という、いわばM6に近いものがありました。
おそらくは厚木イオン異常の結果、かもしれません。
しかし相変わらず茨城、千葉、東京周辺も無感(震度1以下)が続き、
相模原地電位の今年のかなりの変化があったり
箱根の傾斜が4月に入ってかなり変化しているので相当気になっています。

*

稲むらの火という物語があります。
これはラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が英語で書いたA LIVING GODという本を
中井常蔵が「燃ゆる稲むら」として書き直したもの。
安政の大地震の実話がもとになっています。
(ちなみに安政の大地震とは
1854年12月23日におきた安政東海地震(M8.4)と連動して翌日12月24日におきた安政南海地震(M8.4)
翌年1855年11月11日の安政の江戸地震(M6.9関東南部直下型)といういわゆる連動型でした)

当時は津波発生予測を伝えるシステムが当然なかったわけですが
主人公は地震のあとで津波が起きると確信して
自分の財産でもある、借り入れた稲の束に火をつけました。
村人たちはもちろん火事が起きたと思います。
主人公の家が燃えていると村人たちは思い、主人公を助けに行こうと集まりました。
主人公は人々を高台に逃げさせるという意味で刈り取った財産でもある稲に火をつけ村人を誘導したわけです。
主人公の家は高台にありました。
村人たちが主人公のところにやってくると津波がきました。
主人公は機転をきかせて自分の財産を放り出して多くの村人たちの命を救ったという実話です。

「稲むらの火」の紙芝居(製作:弘前大学理工学部地球環境学科)
http://www.st.hirosaki-u.ac.jp/~tamao/Images/Kamishibai/Ina1.html
この物語はそんなわけで戦後昭和22年までは国定教科書にも掲載されました。
防災教育とか人の命の尊さについて、とか
そういうことについて深い意味合いがあったのでしょう。

これについては本当いつもいろんなことを考えさせられます。
今こそこういうものが必要なのではないかと。
防災についてとか命の尊さについてはもちろんのこと
この話は人生経験の多い人の「知恵」が描かれた実話です。
ここに何度も書いている後期高齢者医療制度のような姥捨て山のような制度だったり
教科書検定でのさまざまな問題、
ゆとり教育についてとか、
本当いろんなことについて考える物語です。

もし機会があれば不朽の防災教材ともいわれている「稲むらの火」をぜひとも読んでみてください。

参考
稲むらの火WEBサイト
http://www.inamuranohi.jp/

〜宏観(前兆)現象〜気を止めてみること(とにかくいつもと違うことや原因がわからないようなとき一応疑ってみます)
・自然の異常(動物の異常行動〜ペットがやたらほえる、暴れる、甘える、外に出たがる、いうことをきかない、などいつもと違う行動。
鳥は夜中に鳴き続ける、魚なら同じ方向にいっせいに並んでいるなど。または深海魚がとれる。
ミミズが地面に異常に出てくるなどや植物/昆虫や爬虫類なども)
・地鳴りや地割れ、土砂崩れなどの発生
・空の変化(雲/異常な朝焼けや夕焼け/空の霞/虹/暈の大きさ/月の色や大きさの異常などや発光現象)
・カラダや感情の変化(いわゆる体感:頭痛・耳鳴り・めまい・吐き気・眠気・イライラほか<自律神経系統?)
・電化製品の異常(テレビノイズ/リモコンの動作不能/携帯が圏外になる/電化製品のスイッチが勝手に入ったり切れたりする/パソコンの異常(起動時の音などやサーバーの重さほか)/電波時計不受信/電卓/テレビやラジオや携帯のノイズ/その他電化製品の異常<電車の原因のわからない遅れなども含め>)
・微振動

〜地震前兆データ〜
イオンの異常/エアロゾル/地下水水位や温度の変化(井戸水など)/ノイズ/振動波形ほか

〜トリガーとなるもの〜
・月の引力(新月や満月前後は特に)/潮(大潮のときはおきやすい)
・低気圧⇒高気圧の圧力の差(台風や前線消滅ほか)
・太陽風と黒点活動/電離層(スポラディックE)

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