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今日はスピリチュアルなお話をしたいと思います。

*

スピリチュアルの世界は心地いい時間をもたらしてくれます。
しかし時に中毒性にも似た作用を及ぼすこともあります。
なぜならばスピリチュアルの世界には
自分が特別な存在と感じさせるような魔力が潜んでいるからです。
確かに生まれてきた命、魂は大変尊い固有のもの。
しかしその世界は決して耽溺のためにあるものではありません。
現実逃避のためにあるわけでも、もちろんありません。

今、生きている現実の世界、いわゆる物質界は
肉体をもって人生を経験し、
智慧に変えることで魂を成長させる学び舎です。
人生はゲームだともいいますが
経験を積んで智慧という名のポイントをためて
たとえば夢を現実にかなえていくという意味では
確かにそれもいえてるなと思うことがあります。

肉体をもってこの世の中に生きるということは
物質界を生きていくこと。
魂は肉体に入ることで初めていろいろな経験ができ
経験を通して学ぶわけです。
だから現実を生きることは
肉体をもたなければ決して経験できない
魂の貴重な学びの場ということです。
だから物質界で生きぬくことは
生まれてきたものの特権であり使命っていうこと。

しかし学ぶべき多くは
失敗や挫折といった体験や、悲しみや苦しみという
感情体験からの「気付き」からであることばかりです。
だからそこで自分の中の殻や悲しみの世界に耽溺してしまうケースはかなりありますし
あたしもずっとそうでした。
そのスパイラルにひとたび陥ってしまうと
毎回似たようなつらい経験を繰り返し、
経験から学ばない者は同じパターンをたどるケースが多いのです。
だからこそ魂が傷ついたらしっかりとケアをしてあげることはとっても大切なこと。
それがいわゆるスピリチュアル・ヒーリングなのです。

たとえば自殺やリスカなんかは究極に魂を傷つけることです。
かつてさんざん経験があるのでよくわかります。
今思えばこれらも一種のスパイラルから抜け出せない状態です。
自分の中に入り込んでしまうため気付くことがむつかしいのです。

その当時は本当に自分のエゴだけで生きていました。
なんであたしだけがこんな目にあうのだろう、とか
この苦しみは誰にもわかってくれない、とか
生きていてもいいことなんてひとつもないし、何で生まれてきてしまったんだろう、
生んでくれなんて頼んだ覚えはないとか、
どうせあたしは独りで生まれてきて独りで死んでいくんだろうなってね。
まさにエゴとネガティブの極みでした。
たとえばリスカの瞬間はなんの痛みも苦しみもありません。
その真逆で解放感すらあります。
だけど一方それは現実逃避でしかないことにもうすうすカンづいていて
あとで自罰感がいつも急激に襲い掛かってきてめちゃくちゃ苦しくなりました。
そして、そんなスパイラルからなかなか抜け出せずにいました。
だってスパイラルの中にいるなんて当人は思っちゃいないから。
だから魂のケアなんて考えは及びもしませんでした。

あるときニーチェ哲学に出会いました。
「誰も学ばない、誰も知ろうとしない、誰も教えてくれない、、孤独に耐えることを」
そんなことばに出会い
魂というものがわからなかった当時でも魂が熱くなった感覚を覚えています。
あたしは哲学や思想の本に答えを求めました。
いつまでも待っていても誰も救ってなんてくれやしない。
自分を救えるのは自分を一番よく知る自分だけなんだ!
そんな思いが体中を駆け抜け
哲学や思想ほか救いを求めて読書にあけくれました。

本をいろいろ読むにつれ、あたしはさまざまなことを知っていきましたが
答えはどこにも見つかりませんでした。
どれもこれも正しく、ただ自らだけが間違っているのだという思いでした。

今思えば答えがないのは当たり前だったんです。
なぜならば答えは自分の外には存在しないからです。
というのも知りたいことはすべて自分の内側にあるからです。
そして内なる自分、とか内なる智慧という感覚が徐々にわかる段階に入っていきました。

独自のやり方で瞑想をすすめるにつれ深い瞑想に入れるようになってきました。
2004年の大晦日に、これはあとで知った言葉だったのですが
いわゆる「至高体験」をしました。
あたたかい涙というものを生まれてはじめて感じる事ができました。
祝福されている感覚とか、宇宙とつながる、ひとつになっている感覚というのかな。。。
これもあとで覚えた言葉ですがワンネスの感覚とか・・・
体中一気に魂が熱くなって無限に自分が広がりひとつになる感覚というのか・・・
これまでヒーリングサロンなんて一度もいったことがなく、
つまりサイキック体験をはじめとして誰かが導く中で体験しているわけではないので
その感覚が一般になんといわれているものなのかよくわからずあとからコトバを覚えて納得することばかりです。
だけどそれはそれでかまわない、気になるけど答えなんてなくてもいいとも思いました。
そのとき答えはすべて自分の中にあるのではと思い始めました。

至福の体験をしてからこれまでの過ちを懺悔しました。
自分の魂にあやまりました。
自分の肉体にもあやまりました。
魂に今まで無視しつづけてごめんねって。
肉体には、これまで嫌ったり、傷つけてばかりしてごめんねって。
これからはあたしの心だけじゃなくて
魂とも肉体とも仲良しになるからねっていったの。
そのとき人生の流れみたいなのがかわっていくのを肌で感じたんだ。

*

生きとし生けるもの、肉体での使命が終わればいつかはまた無に帰る。
ここでいいたいのは
あたしの思想で、無、とは本当に何もないわけではない、ということ。
もちろん虚無という意味でもない。
無の世界というのはあくまでも肉体と魂が離れたというだけの世界をここではいいたい。

一切が空(くう)、とは般若心経のことばだけど、空、と無とは違うものといわれている。
あたしの思想の中でことばとして暫定的に使う無、とは
般若心経の空、の概念に近いかもしれない。
色即是空、の空にあたる。
般若心経はかなり真理に迫る内容の教えであると感じていてとても宇宙的な印象をもつ。
しかし般若心経の解釈はむつかしい上、さらにいえば、あたしのいう無の概念は
カントの経験的実在性(empirische Realität)や
超越論的観念性(transzendentale Idealität)の概念も含む。

*

魂だけの場所は存在しているし、8年前死後体験において、その世界を垣間見ました。
その世界では次に自らが入るべきちょうどいい子宮がみつかると
すぐに物質の世界へ、次の肉体へとするっと入り込む。
(※だから魂の輪廻転生の回数やひとつの魂の過去世の数ってかなり多く、必ずしも人間に転生してるとは限らないようです。
あたしの体験で知る限りでは精霊のような肉体を持たない古代の存在だった過去世の魂をもつ友人もいます
<その魂からアクセスがあって本人に伝えてほしいといってきたのでわかったことです>
また、いわゆるソウルメイトの中には何度も何度も何かしらの形で出会っている人もいます。
補足すれば魂には新しい魂と昔からの魂があります。
昔からある魂の持ち主というのは同じ年齢の人でもかなりおちついた雰囲気をもっているなどという印象があります。
かなりサイキックで不思議チャンな話ですみません。
実際いっちゃってるしきちゃってるのでこればかりは仕方ないですw)

魂だけの世界は時間や空間といった概念から外れた世界。
しかしその世界は物質界と離れているわけでなく常に融合しているのだが
あたしの肉体的感性によればそれはとても遠く離れているような、
とても深いような、そんな場所にあるようにも思えた。

あたしは生まれてきたとき、へその緒がからんでいたらしいです。
それについては医学的なちゃんとした理由はもちろんあるのだけど
スピリチュアルの観点からみれば肉体と魂の不調和というべきなのかな。
バランスがとれずにばらばらになってるというのかな。
窒息死寸前で脳に酸素がいかず半分以上死にかかったけど
あたしの魂のもつこの世に生きたい、いろいろと体験したいというエネルギーがよほど強かったんだろう。
(だからいろんなことに興味を示してとりあえずやってみて体験するのだって思います。
魂の求めるものは好きなように何でもやらせています(笑)
自分が求めるのか魂が求めるのかの違いがなんとなく感覚でわかるので・・・
ちなみに今日の記事は魂からの指令です(笑;)

*

物質界には力学的においてもたくさんのエネルギーが存在する。
目に見えないものも見えるものも共存しているし共に生きたがっている。
目に見えないものは確かに大切だし、目に見えないからこそ神秘的だし引かれていく。
しかしそればかり追い掛けてしまうとたちまち自己のバランスを崩すことになる。
自己のバランスとはBodyとMindとSpiritのバランス。
Spiritに偏りすぎていてもよくないのだ。
その逆もいえていて、昔のあたしみたいに現実にしがみつきすぎても当然バランスを崩す。
しかし現実にしがみつきすぎている状態にあっても、物質界にいるとなかなか気付きにくいものだ。

何年も前からいってるのだけど何事も陰陽のバランスこそ大切。
プラスがあるものはマイナスもかならずある。
マイナスがあるということはプラスもかならずある。

人間の性質も同じこと。
あの人は欠点などない尊敬できる人、だとしたら、
おそらくそういう人は自分をしっかりわきまえていて
まわりのこともわかる人なんだと思う。
(さきほどの話をだすと何度も生まれ変わっている昔からの魂をもつ人にそういう人は多いように思えます)
自らの欠点を認め、現実の自分から逃げずにしっかり受けとめ、
どう自分をマネジメントなりしっかりメンテすればよいのかわかっている、もしくはそれを無意識にやっている。

*

冒頭でも話したがスピリチュアルの世界は心地いい。
しかしこの世界にハマると現実の世界がどんどん生きにくく感じることも十分ありうる。
これはさきほどいったSpiritに偏った状態をさす。
現実の世界は確かに汚い世界かもしれない。
さぞかし目に見えるものは見たくないものばかりかもしれない。
だけどそこから逃げてはいけない。
生きている以上は逃れる事ができない。
でもここは思っているほどに地獄ではない。
それは天上界とのつながりを感じる経験があればわかることだと思う。

現実から逃れたい気持ちは多くが経験すること。
いやなこと、悲しいこと、苦しいこと・・・
なんで今自分に起きてるんだろう?
なんでそんなに苦しく感じる?
悲しいのは自分だけ?
憎むべき何かがあるなら、なんでそんなに憎いと思ってしまう?
誰かが悪い?
あの人が悪い?
それとも家族が悪い?
会社がいけない?
そんなふうにいつも何かのせいにしてない?
逆にすべて自分のせいにしてない?
本当に悪を生み出してしまってるのは、
もしかしたら、自分の心かもしれない。

事象に対する真実は人の数だけ存在するもの。
その人の心のフィルターやブロックひとつで、その人にとっての真実が一瞬で変わる事もある。
だけど、すべての真理はひとつしかない。

つらくなったらエゴを捨てた本当の自分の魂にきいてみよう。
目を閉じて雑念を払って集中して心に耳をすませる時間をつくるだけでいい。

いろんなメソッドの本はあるけれど
引き寄せの法則なんてものはエゴを捨てた「無」になった自分が教えてくれる。
どんなにさがしたって答えはどこにも見つからない。
なぜならばすべての答えは自分の内側にあるのだから。
だから自分の魂だけがその答えを知っている。

さっき少し話したけど、無に帰ることは肉体を捨てた状態のこと。
肉体を捨てた状態は物質界の自分を切り離した状態をここではさす。
だから肉体を離れた状態とは必ずしも死とは限らない。
シュタイナーでいえばアストラル体ということになるのだろうけど
それとはまた少し違うものだ。

*

あなたは今現実の世界に生きていて、肉体をもっている。
肉体をもつことは喜ぶべきこと。
つらいこと、苦しいことで心が張り裂けそうになっちゃったら
まずは一息つこう。

なんで今そんな気持ちになってるんだろうって考えてみて。
そして心で感じてみて。

心をやわらかくしてからもう一度、息を吐こう。
一息吐くごとに雑念がなくなっていくのを、イメージしてみよう。

だんだん呼吸が、長くなっていく。

心の内側に、

一歩ずつ、


入り込んでいく。。。。。


あなたは今、肉体にある自分から、離れています。
手の感覚も、足の感覚もなく、
そのときあなたは「無の世界」に、ある。

この世界に入ると、質問すると、答えがすぐに返ってきます。

それは本当の自分だけが知る答え。
そう、
________すべての答えは内側にある。


あなたが将来生きていくのに、
生きやすくなるために、
つらいと感じたことは
きっと明日の道しるべになる。

あなたは今、
現実に生きている。
現実から逃げるためにスピリチュアルの世界はあるんじゃない。

あなたには夢をみている時間などない。
夢は追い掛けて、現実にするもの。

だから、
今を生き抜いていこう。

だから、
この瞬間を生きよう。


ひとつずつ、経験を重ねて
ひとつずつ、学びに変えていこう。

ひとつずつ、

悦びに、
していこう。


それが何よりものスピリチュアルの世界への近道になる。



※このサイトではずっとスピリチュアルブームに対する警鐘を促しています。
スピリチュアルは好きですが、特異な精神性をもつものがブームになっていることについては
懸念の意を表しています。
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