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今連日放送されているミャンマーの日本人ジャーナリスト殺害事件。
これについてミャンマー政権に対して思うことは多いのだけど
とりあえず今はおいといて
あたしお得意の?マスコミ責めをひとつ(笑)
戦場や紛争地域ジャーナリストのこういうなくなり方は非常に残念ではあるのだけど
まさに殉職というか英雄だなって感じる。
至近距離から打つというミャンマー軍事勢力の非人道的なやり方については
あくまでも別問題としてここは捉えてね。
ここまでジャーナリズムのあり方や倫理観についてうるさくいうのは
ちょっとでもマスコミにいた経験があるからなんだけどね。
以前やはり戦場ジャーナリストとしてバグダットで襲撃された
橋田さんとその甥の小川さんという方がいらしたのを覚えてるだろうか。
彼らはイラク戦争の被害者だ。
今回の事件であたしはまず当時のイラク情勢のことについて思い出した。
2004年。
あれから世界は何かひとつでもよく変わっただろうか。
日本の政治や福祉を見る限りではそれはまったくもって感じることはできない。
そして並行するように、現在もなお問われ続けるマスコミのモラルは
残念ながら彼らの死を無為にしている気がしてならない。
今回の長井さんはAPF通信の所属で
「日本のメディアの多くが足を踏み入れたがらない
世界各地の紛争地帯を専門に取材してきた」
「誰も行きたがらない場所でも、誰かが取材に行かねばならない」
と語っていたという。(APFの記事より)
このような方が亡くなったのは本当に残念なことだ。
現在の日本のメディアのレベルの低さを見るほどにそう強く感じる。
少なくとも張り込みなどで警察と癒着をもち、事件のスクープをもらう様な人(彼らも大変なのはわかるが)とは
申し訳ないけどクオリティがまったく違う。
たとえば「あるある」の捏造とか始め
いろんな捏造とエンターテイメントの境がつかないという点も今年はじめ問題視されましたね。
世間にモラルの低下を伝えているマスコミの、そもそもモラルの低下があるわけですね。
これを機会に少しでもメディアリテラシーについて考えた人は多いのではないでしょうか。
しかしこういったものは現実問題メディアやマスコミ界のマジョリティ(majority<大多数>)になっていて
彼らのようなジャーナリストはマイノリティ(もちろん弱者という意味で使ってるわけではなく少数派という意味)であるといえる。
それに正直いってマスコミの報酬額(というか給料)ってめちゃくちゃ低いんですよ。
これはあたしがこっちの仕事(ライター)をもうやめた!って原因のひとつでもあったし(笑。でも本当そうですw)
一人暮らしをするフリーの編集、ライターの友人も
かなり厳しいらしく、それはほかにバイトをやっているほどです。
フリーになると仕事は選べるけど生活が、特に軌道に乗るまではかなり厳しくなるという現状があります。
だから実際さまざまなストレスで病んでいる人、または病んでしまう人も結構います。
一見華やかな世界に魅せられて入りたがる人は多いのですが
実情はかなり厳しいです。
そのような中であえて仕事をするわけですから大変なのはわかるんだけど
もっとしっかりとした倫理をもってほしいってこの業界全体にに対して思います。
そして最近亡くなった戦場ジャーナリストといって思い出されるのが
漫画家のサイバラさんこと西原理恵子のダンナであった鴨志田穣氏。
彼が仕事のストレスによるアル中であることはサイバラさんのマンガなんかである程度知っていたけど(実はデフォルメだと思ってたw)
彼が腎臓がんでなくなったと友人から聞いたのは実は7月のことだった。
知らなくて大変お恥ずかしいです。。。
鴨志田氏、通称鴨チャンは、友人からきいたところによれば
「日本に本物のジャーナリストはいない」
といっていたらしいですね(詳しくは忘れた)
それをきいてある種の軽いショックを覚えたとともに
やはり同じことを思う人は多いだろうなとも思った。
それを踏まえても長井さんがこういった紛争地域でなくなったことは二重に悲しむべきことだと感じたわけです。
ひとつめは一日本人として悲しむべきことであること。
もうひとつはメディア業界がまた一人このような方を失ったという事実だ。
マスコミの人たちはこのような事実をどう捉えるのだろうか。
彼の死をムダにしないで欲しいなと切に願う。
以下関連記事
・「あるある」のはずが...www(2007/01/21)
・vol.18 ウソなら上手について★(2007/01/24)
・クリティカルシンキングのススメ(2007/06/21)
これについてミャンマー政権に対して思うことは多いのだけど
とりあえず今はおいといて
あたしお得意の?マスコミ責めをひとつ(笑)
戦場や紛争地域ジャーナリストのこういうなくなり方は非常に残念ではあるのだけど
まさに殉職というか英雄だなって感じる。
至近距離から打つというミャンマー軍事勢力の非人道的なやり方については
あくまでも別問題としてここは捉えてね。
ここまでジャーナリズムのあり方や倫理観についてうるさくいうのは
ちょっとでもマスコミにいた経験があるからなんだけどね。
以前やはり戦場ジャーナリストとしてバグダットで襲撃された
橋田さんとその甥の小川さんという方がいらしたのを覚えてるだろうか。
彼らはイラク戦争の被害者だ。
今回の事件であたしはまず当時のイラク情勢のことについて思い出した。
2004年。
あれから世界は何かひとつでもよく変わっただろうか。
日本の政治や福祉を見る限りではそれはまったくもって感じることはできない。
そして並行するように、現在もなお問われ続けるマスコミのモラルは
残念ながら彼らの死を無為にしている気がしてならない。
今回の長井さんはAPF通信の所属で
「日本のメディアの多くが足を踏み入れたがらない
世界各地の紛争地帯を専門に取材してきた」
「誰も行きたがらない場所でも、誰かが取材に行かねばならない」
と語っていたという。(APFの記事より)
このような方が亡くなったのは本当に残念なことだ。
現在の日本のメディアのレベルの低さを見るほどにそう強く感じる。
少なくとも張り込みなどで警察と癒着をもち、事件のスクープをもらう様な人(彼らも大変なのはわかるが)とは
申し訳ないけどクオリティがまったく違う。
たとえば「あるある」の捏造とか始め
いろんな捏造とエンターテイメントの境がつかないという点も今年はじめ問題視されましたね。
世間にモラルの低下を伝えているマスコミの、そもそもモラルの低下があるわけですね。
これを機会に少しでもメディアリテラシーについて考えた人は多いのではないでしょうか。
しかしこういったものは現実問題メディアやマスコミ界のマジョリティ(majority<大多数>)になっていて
彼らのようなジャーナリストはマイノリティ(もちろん弱者という意味で使ってるわけではなく少数派という意味)であるといえる。
それに正直いってマスコミの報酬額(というか給料)ってめちゃくちゃ低いんですよ。
これはあたしがこっちの仕事(ライター)をもうやめた!って原因のひとつでもあったし(笑。でも本当そうですw)
一人暮らしをするフリーの編集、ライターの友人も
かなり厳しいらしく、それはほかにバイトをやっているほどです。
フリーになると仕事は選べるけど生活が、特に軌道に乗るまではかなり厳しくなるという現状があります。
だから実際さまざまなストレスで病んでいる人、または病んでしまう人も結構います。
一見華やかな世界に魅せられて入りたがる人は多いのですが
実情はかなり厳しいです。
そのような中であえて仕事をするわけですから大変なのはわかるんだけど
もっとしっかりとした倫理をもってほしいってこの業界全体にに対して思います。
そして最近亡くなった戦場ジャーナリストといって思い出されるのが
漫画家のサイバラさんこと西原理恵子のダンナであった鴨志田穣氏。
彼が仕事のストレスによるアル中であることはサイバラさんのマンガなんかである程度知っていたけど(実はデフォルメだと思ってたw)
彼が腎臓がんでなくなったと友人から聞いたのは実は7月のことだった。
知らなくて大変お恥ずかしいです。。。
鴨志田氏、通称鴨チャンは、友人からきいたところによれば
「日本に本物のジャーナリストはいない」
といっていたらしいですね(詳しくは忘れた)
それをきいてある種の軽いショックを覚えたとともに
やはり同じことを思う人は多いだろうなとも思った。
それを踏まえても長井さんがこういった紛争地域でなくなったことは二重に悲しむべきことだと感じたわけです。
ひとつめは一日本人として悲しむべきことであること。
もうひとつはメディア業界がまた一人このような方を失ったという事実だ。
マスコミの人たちはこのような事実をどう捉えるのだろうか。
彼の死をムダにしないで欲しいなと切に願う。
以下関連記事
・「あるある」のはずが...www(2007/01/21)
・vol.18 ウソなら上手について★(2007/01/24)
・クリティカルシンキングのススメ(2007/06/21)
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