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昨日渋谷の歯科医師宅で妹を殺害したという兄の初公判が行われた。
多くの人はこういうだろう。
「同じ家族を殺すだなんておぞましい」
確かに殺すまでしてしまうってどうなのかとは思うけど
やはりそこまでさせる動機が彼にはあったのではないかと思う。
加害者は殺された妹なのだという見方をあたしはする。
そんなことをブログとかに書くと
「人間としてありえない」
っていうふうに思われてしまうんだろうな。
殺人が悪いのは当然あたしも道理でわかっている。
だけどよくある世間話的な内容はここでは書かない。
家族には家族にしかわからない問題があるって思う。
どんなに親しい友達だって家族にしかわからない問題はあるだろう。
この両親はひたすらこの兄をかばおうとしていた。
何かににていないか?
安部首相が松岡大臣を自殺に追い込んだりするという図ににていないか?
妹に傷つけられたという以前にこの殺された子はかなりの問題行動があったようだし、
両親としては問題行動があるからこそ、表にはなるべくそういう
ブラックな部分は出したくないと思うのがフツウじゃないのか。
おそらく傷ついたのは殺害してしまったこの兄だと思う。
そんなことを書くと
「殺人者をかばうのか」
とすぐに短絡的に決め付ける輩が多いけど待ってほしい。
まずこの兄は大学に何度も落ちていたという。
正直、大学に落ちるってそれだけでもかなりのショックだと思わないか?
というか受験して落ちた経験を持つ人なら
ましてや浪人経験があるならわかるだろうと思う。
自分自身をその時点でかなり責めるものだ。
もちろん傷つくだろう。
来年は勉強してうかるぞって思うわけだよね。
そこで自由にやっている妹に
「自分が勉強しないから成績が悪いと言っているけど、本当はわからないね」
というコトバは不必要なはずだ。
この妹に思いやりが少しでもあればこんなコトバはでてこない。
そうでなくとも家庭の環境からいって歯科医師になるためのプレッシャーはかなりのものだ。
そんなときに自由に好き勝手にやっている人間にそんなセリフなんていわれたくなんてないはずだ。
しかしこの兄は妹がアイドルでデビューしたいといってたり
風俗で働いていた?
とかそういうことをかばおうとしたのだろうけど
親には黙っていてもこの兄は知っていて親にそれを言うのはかわいそうだとだまっていたのかもしれない。
妹を思う気持ちと憎む気持ちとの葛藤。
「なら浪人生は人を殺してもいいのか」
という意見など、もちろんあたしは持たないのはいうまでもない。
だけどここであたしが何を一番いいたいのかといえば
「じゃぁ結局妹が悪いのか」
ということではない。
犯罪者心理というか誰かを殺そうとするには
それなりのバックグラウンドがあるはずなのだ。
確かに倫理的に殺人はいけないことくらい誰でもわかっている。
しかしその法律以前に人間的な罪悪を犯すくらいの何か、
これが一番のポイントだろう。
一方日本で問題になっているのは
犯罪被害者に対する国の扱いだ。
そして何より一番の功罪が
こういうプライバシーの侵害を犯すマスコミだと思う。
今回のケースが実に当てはまっていたので
タイミング的に引き合いに出したのだけど
今回、この兄は受験失敗に傷ついていた上、
自由にしている妹にいろいろいわれさらに傷つき、
殺人まで犯してしまった。
首を絞めて殺すというやり方は相当恨みがないとできないやり方だ。
しかし殺した瞬間に被害者は妹のほう、と世間的には摩り替わる。
両親はどうだろう。
自分の娘がなくなっただけでも悲しいだろう。
しかもそれを殺したのがまた自分の息子なわけだから
ショックとしかいいようがないはずだ。
その上、マスコミにより過去の殺された妹のいろんな問題点や
兄の問題点を数限りなく暴かれ
赤の他人であるあたしなんかが関係ない被害者のプライベートまで知ることになる。
おそらくはご両親は職業上にも問題がでてきてしまうだろう。
このほかの兄弟にも当然その影響は及ぶ。
確かに「知る権利」はあるのだろうけど
いくらなんでもここまで他人のプライバシーを
事件とはいえ暴かなくてもいいのではないか。
それにここまで知ってしまう必要性はないはずだ。
あたしたちもマスコミもこういう加害者を裁いたり被害者のプライバシーを詳細に知らなくてもいいはずだ。
マスコミの視聴率の餌食にあった家族という見方をあたしはしてしまう。
もしこの兄が服役したにしても
ただでさえ世間のイメージがマスコミにより洗脳されているわけだから
彼のプレッシャーはかなりのものだろう。
しかしこうした事件においてはいつ公人になるかわからないといっていいと思う。
たとえ突然通り魔的に殺されたにしても
自分のプライベートを洗いざらいマスコミはききだすだろう。
今回のケースはこの妹がグラビアデビューをしようとしたり
風俗で働いていたというものと歯科医師の両親というこのイメージのギャップが
マスコミ的に「ニュースとして目を引く(⇒視聴率がとれる)」
というのはあたしにでもわかる図式だ。
本当こういう暴き方はもうやめないか、といいたい。
裁かれるべきはメディアだろうと。
いまや日本のジャーナリズムはどうなっているのかと思う。
知らなくてもよいことと知るべきだったこと。
このあたりが視聴率という悪魔にマスコミは踊らされてしまい
善悪の判断がついていない気がするのだ。
それよりたとえば知らない間に住民税にしても法案が可決されたりとか
知らないうちに法律が変わっていたとか
そういうことのほうをもっともっと知っていくべきなのではないか。
ゴシップはエンターテイメントだけで十分だ。
新潟の震災から半月たった今、もはやマスコミはすでに見向きもしない。
被災者のテントに隠しマイクをつけていたくらいなのに。
今回の初公判のニュースはネットのニュース関連ではほとんどあまり流れていないが
テレビではあちこちでやっていたので
ネットニュースとマスコミのニュースとの温度差を
ダイレクトにあたしは感じた。
多くの人はこういうだろう。
「同じ家族を殺すだなんておぞましい」
確かに殺すまでしてしまうってどうなのかとは思うけど
やはりそこまでさせる動機が彼にはあったのではないかと思う。
加害者は殺された妹なのだという見方をあたしはする。
そんなことをブログとかに書くと
「人間としてありえない」
っていうふうに思われてしまうんだろうな。
殺人が悪いのは当然あたしも道理でわかっている。
だけどよくある世間話的な内容はここでは書かない。
家族には家族にしかわからない問題があるって思う。
どんなに親しい友達だって家族にしかわからない問題はあるだろう。
この両親はひたすらこの兄をかばおうとしていた。
何かににていないか?
安部首相が松岡大臣を自殺に追い込んだりするという図ににていないか?
妹に傷つけられたという以前にこの殺された子はかなりの問題行動があったようだし、
両親としては問題行動があるからこそ、表にはなるべくそういう
ブラックな部分は出したくないと思うのがフツウじゃないのか。
おそらく傷ついたのは殺害してしまったこの兄だと思う。
そんなことを書くと
「殺人者をかばうのか」
とすぐに短絡的に決め付ける輩が多いけど待ってほしい。
まずこの兄は大学に何度も落ちていたという。
正直、大学に落ちるってそれだけでもかなりのショックだと思わないか?
というか受験して落ちた経験を持つ人なら
ましてや浪人経験があるならわかるだろうと思う。
自分自身をその時点でかなり責めるものだ。
もちろん傷つくだろう。
来年は勉強してうかるぞって思うわけだよね。
そこで自由にやっている妹に
「自分が勉強しないから成績が悪いと言っているけど、本当はわからないね」
というコトバは不必要なはずだ。
この妹に思いやりが少しでもあればこんなコトバはでてこない。
そうでなくとも家庭の環境からいって歯科医師になるためのプレッシャーはかなりのものだ。
そんなときに自由に好き勝手にやっている人間にそんなセリフなんていわれたくなんてないはずだ。
しかしこの兄は妹がアイドルでデビューしたいといってたり
風俗で働いていた?
とかそういうことをかばおうとしたのだろうけど
親には黙っていてもこの兄は知っていて親にそれを言うのはかわいそうだとだまっていたのかもしれない。
妹を思う気持ちと憎む気持ちとの葛藤。
「なら浪人生は人を殺してもいいのか」
という意見など、もちろんあたしは持たないのはいうまでもない。
だけどここであたしが何を一番いいたいのかといえば
「じゃぁ結局妹が悪いのか」
ということではない。
犯罪者心理というか誰かを殺そうとするには
それなりのバックグラウンドがあるはずなのだ。
確かに倫理的に殺人はいけないことくらい誰でもわかっている。
しかしその法律以前に人間的な罪悪を犯すくらいの何か、
これが一番のポイントだろう。
一方日本で問題になっているのは
犯罪被害者に対する国の扱いだ。
そして何より一番の功罪が
こういうプライバシーの侵害を犯すマスコミだと思う。
今回のケースが実に当てはまっていたので
タイミング的に引き合いに出したのだけど
今回、この兄は受験失敗に傷ついていた上、
自由にしている妹にいろいろいわれさらに傷つき、
殺人まで犯してしまった。
首を絞めて殺すというやり方は相当恨みがないとできないやり方だ。
しかし殺した瞬間に被害者は妹のほう、と世間的には摩り替わる。
両親はどうだろう。
自分の娘がなくなっただけでも悲しいだろう。
しかもそれを殺したのがまた自分の息子なわけだから
ショックとしかいいようがないはずだ。
その上、マスコミにより過去の殺された妹のいろんな問題点や
兄の問題点を数限りなく暴かれ
赤の他人であるあたしなんかが関係ない被害者のプライベートまで知ることになる。
おそらくはご両親は職業上にも問題がでてきてしまうだろう。
このほかの兄弟にも当然その影響は及ぶ。
確かに「知る権利」はあるのだろうけど
いくらなんでもここまで他人のプライバシーを
事件とはいえ暴かなくてもいいのではないか。
それにここまで知ってしまう必要性はないはずだ。
あたしたちもマスコミもこういう加害者を裁いたり被害者のプライバシーを詳細に知らなくてもいいはずだ。
マスコミの視聴率の餌食にあった家族という見方をあたしはしてしまう。
もしこの兄が服役したにしても
ただでさえ世間のイメージがマスコミにより洗脳されているわけだから
彼のプレッシャーはかなりのものだろう。
しかしこうした事件においてはいつ公人になるかわからないといっていいと思う。
たとえ突然通り魔的に殺されたにしても
自分のプライベートを洗いざらいマスコミはききだすだろう。
今回のケースはこの妹がグラビアデビューをしようとしたり
風俗で働いていたというものと歯科医師の両親というこのイメージのギャップが
マスコミ的に「ニュースとして目を引く(⇒視聴率がとれる)」
というのはあたしにでもわかる図式だ。
本当こういう暴き方はもうやめないか、といいたい。
裁かれるべきはメディアだろうと。
いまや日本のジャーナリズムはどうなっているのかと思う。
知らなくてもよいことと知るべきだったこと。
このあたりが視聴率という悪魔にマスコミは踊らされてしまい
善悪の判断がついていない気がするのだ。
それよりたとえば知らない間に住民税にしても法案が可決されたりとか
知らないうちに法律が変わっていたとか
そういうことのほうをもっともっと知っていくべきなのではないか。
ゴシップはエンターテイメントだけで十分だ。
新潟の震災から半月たった今、もはやマスコミはすでに見向きもしない。
被災者のテントに隠しマイクをつけていたくらいなのに。
今回の初公判のニュースはネットのニュース関連ではほとんどあまり流れていないが
テレビではあちこちでやっていたので
ネットニュースとマスコミのニュースとの温度差を
ダイレクトにあたしは感じた。
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