魂の傷薬

この花はイエルバサンタ(Yerba Santa)といってスペイン語で「神聖なハーブ」ホーリーハーブという意味で
人間の内なる神聖さの領域に呼応するといわれています。

人間の心の中には「侵してはならない領域」というものがあって
心が、魂が、健康で美しくあるためには
ハートの部分が開かれている必要があるんですね。
魂がこのハートの部分からのものを吸収してるイメージなんですが
人間のハートってものはとっても繊細で深いもので
悲しみや嘆きといった魂レベルの痛みの影響を受けやすいんですよね。

たとえば、たかが失恋なんて！とか強気ですぐに次にいく人もいますが(笑；)
こういう悲しみの感情は意識のレベルでしっかり癒してあげないと
心の奥に追いやってしまってハートにカギをかけてしまいます。
そうなると表に見せてるのはハートをブロックしてしまった
言ってみれば｢偽りの自分」であって
それは意識してそういうものを演じなくても防衛本能ってやつでしょうかね、
より傷つかないようにして恐る恐る生きていくっていうのかな。
オトナになるってそんなことじゃないって思うんだけど
実際ハートをブロックした状態で生きているとそうなってきてしまうんだよね。
だけどしっかり意識レベルで癒し、悲しみを消化してあげると心の肥やしになって強くなれるのだけど
どうもそれがうまくいかないもんだよね。

心に受けた悲しみというものは心の不純物でもあり
さっきは失恋といいましたがもちろんそれだけではなくて
誰かにイジメをうけたとか虐待やトラウマ、親しい誰かとの別離...
こういうものは魂の病となることもあります。
時には肉体レベルでも反応してしまい本当に病気を引き起こすことも多いのです。

自己にネガティブに働きかけてるこのエネルギーの状態は
「自分を食いつぶされてしまう状態」
つまり「本来の自分」ではなくなっていきます。

なぜこうなるかといえば自分でその悲しみを認めなかったり
意識のレベルでしっかりと癒してあげないことに起因します。
悲しみや心の傷を溜め込んだりすると
人は憂鬱に陥ったり、もっと心の奥へ、奥へと
悲しみや嘆きという心の不純物を追いやったりしてしまいます。
こういう感情の溜め込みというのはその人の日常生活に大きく影響することもあります。
あたしは喘息もちですが
気管支の病気や喘息といった呼吸系の症状に出ることもあるようです。

このイェルバサンタという花にはこういう心の傷や感情の圧迫を解き放つエネルギーをもっていて
胸のあたりで感情がつまった状態や抑圧された悲しみなどを癒し
呼吸や感情に調和をもたらします。
苦痛や悲しみといった表現をすることができ
感情が自由に流れ出るようになります。

*

いつからだろう。
悲しみをガマンするようになったのは。
「おねーちゃんなんだからガマンしなさい」
小さいころからずっといわれてきて
感情をずっとしまいこむクセがあったのはあります。
だけどこのエッセンスを購入したのは
そもそも祖母に使おうと思ったからでした。

今の時代は昔と違って自由だといわれているけど
一見自由なように見えてるだけであって
感情は自由というわけではない気がします。
戦争中みたいな時代とはまた違って
自己表現を自由にできていいのはいいのですが
あたしからみたら単に秩序のない混沌とした状態なだけって気がします。
一方何でも法律で規制ばかりしてみたり
それは秩序のなさに歯止めをかけるためのものだって思うのですが
そのギャップが激しすぎて
逆に生きにくい世の中になってきてる気がします。
何でも罪を与えればいいってもんじゃないって思う。
本当の意味での「赦し」を学ばないといけないんだって思う。
そしてそれは自分自身に対する赦しでもある気がします。

*

今回イジメの調査とか文部省がやっていますが
確かにネットや携帯によるものは大きいですよね。
これも単に野放しというかやはり無秩序なだけという気がします。
そもそも基本的な秩序っていうものは家族関係っていう
小さい社会で教えていくもの。
自由ということは一方で自分に責任をとれるということ。
ようするに無秩序かどうかは躾の問題だって思うのですが
個人の家のしつけだけでなくさまざまな要因やバックグラウンドがあるようでなかなかに難しいようですね。
社会とのバランスがとりにくい状態なのかもですね。
でも親が親になりきれていないというか親がこの「責任」をもたずに
責任転嫁してるケースが目立ってきてるのも事実ですよね。

*

このエッセンスを祖母に使おうとしたのは
そういう時代背景、当時は戦争などで
秩序というより自由がまったくなかった。
この時代は自由はないけど秩序(しかも極度な)だけはとれていたのかなって想像します。
ガマン我慢が多く今のようにほしいものが手に入りにくいだけでなく
感情や自分の表現も我慢しないといけなかったわけですよね。
今とは真逆です。

だから祖母がもっと自分の感情を出すようにしていってほしいと思い
そもそもそれで購入したエッセンスでした。

祖母にあげる前自分は「そんなの関係ねぇ〜」ってかんじでしたが
飲んでみたら自分にも蓄積された感情がたくさんあることに気づきました。
いまんとこは表面的、わりと最近の感情だって思うのですが
とるうちに古い小さいころの感情も出てくるんだろうなって思います。

*

その気づきはやはり夢の中でした。
フラワーエッセンスをとっていくと夢の中から気づきを得ることが実に多いのです。
夢の中で感情を体験して
起きてみて、あたしはあのときこうしたかったのにいえなかった
ということはありますね。
夢の中で泣いてたり(笑)
特に日本人の男性って、今はどうかわからないけど
やっぱし感情表現を女性以上にしないと思うんですよ。

男性だから泣いたらダメだって小さいころからいわれてきたり。
「男の子でしょ！」
ってふうにね。

以前のブログで書いたことなんですが
上海に「泣きバー」ってのがあるようで
そこでなら泣ける！っていうかんじで男性が行くことが多いとかってニュースを目にしたことがありました。
どこの世界も男性は大変なんだなぁって思いました。
今はたとえばある程度キャリアを積んだOLさんとか
本当は泣きたいのに泣けない、感情を表現できないっていう人にもいいんじゃないかなって思うエッセンスです。
涙って感情を浄化してくれます。
そうやって意識レベルで自分を癒したりすることは必要ってことですね。
（...別に泣かなくても癒されればいいのですがｗ）

*

あたしは夢の中で一人でホームに立ちどこかで降りました。
しばらく歩くとそこは海というか港になっていて
ちょっと隠れたようなところがあってそこでなんか待っていました。
何かの発表会だか（おそらくはダンス）があるようで
その出番を港(会場の近くだったらしい)で待っている様子。
そんなとき好きだった男性がまるまると太って登場(もともとぽっちゃり系ですが笑)

その人を見るなりにあたしは
(´;ω;｀)ﾌﾞﾜｯ
と泣いてしまい、それと同時にその人に抱きつきました。
それで夢から目が覚めたんですが
どうやら夢の中ではその人にそれまで何か嫉妬してたらしくて
だけどどうしてもそれを表現できなくてガマンしてて
いつのまにか壊れてしまったという設定でした。

実際もきわめてそれに近く
その人はあたしより年下なのですが
あたしがおねーさんでなくちゃっていう気持ちが強くて
ずっとずっといわないでガマンするほうが多かった。
素直になればいいのに...
本当はその人にすごく甘えたかったのだなって気づきました。

その人とまた会うことがあれば
そのときこそ甘えられたら、いいな。
できれば、また、ぎゅってしてほしいな(涙)

*

過去のあたしの恋愛っていうのは両極端で
すっごい相手に甘えすぎて甘えたおして相手をダメにするパターンか(苦笑)
それは10年くらい前の話だけど(笑)
今は年下の男性との交流がほとんどなのですが
やはりそれが友達ならなおさら
「自分を抑えなきゃ」
「しっかりしなきゃ」
という気持ちが一応強くあって
確かに今も甘えてるように思われてるかもですが
甘えたいっていうものが違うというか
安心したいんだろうなって思ったりします。
その安心したい場所っていうのがカレシとか好きな人だったりなんだけど
彼らに対してはかなりガマンしてしまう自分がいて
それはガマンしないと自分を出したら嫌われるって気持ちが強くあるんですよね。

本当は「本当の自分」をちゃんとだしてその自分を好きになってもらいたいのに
本当の自分をうまく出せないんですよね。
そうするとストレスがたまってしまって
恋愛もうまくいかないしストレスもたまる一方
そういうことなのかなって夢から分析しました。

その感情を表現してる場がこのサイトだったりしますけどね(笑)
いざ好きな人に対しては、すっごく感情をガマンしちゃう一方
正反対にその人をすごく責めたりいじめてしまったりして
自分でなにやってんだ！っていいたいことが多いです。
本当はそんなことどうでもいいのに
どうでもいいことばかりやってしまって
自分から壊してる恋愛や人間関係ってすごく多いなって気づきました。
なかなかに自己表現の難しさ、自分で自分の心のバランスをとる難しさをすごく感じますね。
自分を安定させバランスをとるためには
心の奥に巣食う感情をしっかり癒してあげる必要性があるわけなんですね。

祖母のために買ったはずのイエルバサンタなんですが
どうやら自分がメインに使ってしまいそうですね(笑)

*

ちなみに同じFESエッセンスのボラージュ(Borage)
との組み合わせで祖母には飲ませるつもりです。

Borageも深い悲しみにいいハートに作用するエッセンスで
こちらとイェルバサンタの違いは
ボラージュは楽観や落ち込んだ気持ちに自信や勇気を与えてくれるエッセンスです。
こちらも優れた「魂の傷薬」で
魂を新たな楽観性と熱意で満たしてくれる
いわば元気が出るレメディです。

イェルバサンタとボラージュの組み合わせは
われながらとってもいい組み合わせだよなと自己満足してしまいました(笑)

*

(追記)
実は今、フラワーエッセンス専門のサイト（めんどうなのでBlog形式ですがｗ）作っています。
携帯からも見れるようにしてあるので
自分でも見たい、知りたいとき
すぐにチェックできるようにしてあります。

FESだけでも100種類以上、
アラスカにいたってはもっとあったり
エッセンスのブランドはとても多いので
それなりに時間がかかりますが
(FC2は1日の投稿数が限られているんですよ)
ゆっくり投稿制限内で作っています。

Blog形式をとったのは
やはりタグを使えることです。
タグを使うことで
ブランドだけでなくその感情にみあったエッセンスを
すぐに選び出したいっていう
もともとモノグサなあたしの性質がにじみでていますｗ

フラワーエッセンスだけでなく
アロマやハーブなど
ヒーリング(特に花)中心のサイトを作る構想は
半年以上前から持っていたので
時間がかかりますが
もう少しカタチになったら
こちらにもURLを載せるつもりです。

そのときはぜひ使ってやってくださいｗ