フランダースの犬をみて、泣く？

フランダースの犬といえばクリスマス！

押忍！(笑)
メリクリっていうか、もうそんなこといわなぁ〜〜いっ！ｗ
今日の昼こんな興味深いニュースがネットを駆け抜けました。

「フランダースの犬」日本人だけ共感…ベルギーで検証映画

12月25日12時9分配信 読売新聞

　【ブリュッセル＝尾関航也】ベルギー北部フランドル（英名フランダース）地方在住のベルギー人映画監督が、クリスマスにちなんだ悲運の物語として日本で知られる「フランダースの犬」を“検証”するドキュメンタリー映画を作成した。

　物語の主人公ネロと忠犬パトラッシュが、クリスマスイブの夜に力尽きたアントワープの大聖堂で、２７日に上映される。映画のタイトルは「パトラッシュ」で、監督はディディエ・ボルカールトさん（３６）。制作のきっかけは、大聖堂でルーベンスの絵を見上げ、涙を流す日本人の姿を見たことだったという。

　物語では、画家を夢見る少年ネロが、放火のぬれぎぬを着せられて、村を追われ、吹雪の中をさまよった揚げ句、一度見たかったこの絵を目にする。そして誰を恨むこともなく、忠犬とともに天に召される。原作は英国人作家ウィーダが１８７０年代に書いたが、欧州では、物語は「負け犬の死」（ボルカールトさん）としか映らず、評価されることはなかった。米国では過去に５回映画化されているが、いずれもハッピーエンドに書き換えられた。悲しい結末の原作が、なぜ日本でのみ共感を集めたのかは、長く謎とされてきた。ボルカールトさんらは、３年をかけて謎の解明を試みた。資料発掘や、世界６か国での計１００人を超えるインタビューで、浮かび上がったのは、日本人の心に潜む「滅びの美学」だった。

ベルギーでの調査、ですか、ふむふむ。

神様、ベルギーときいて
ベルギーチョコとワッフルしかでてこなかった食いしんぼなあたしをどうかお許しくださいｗｗｗ
お許しついでにめぐんでください、あーめんｗ

・欧州では、物語は「負け犬の死」としか映らず、評価されることはなかった。
・アメリカではハッピーエンドに書き換えられた

これって本当国民性が出るんだね。
あたしは負け犬の死としか映らない国に生まれてこなくてよかったです(笑)
いいんです、だって負け犬だもの（爆)
ていうかイギリスとは国民性が似てるということなのでしょうかね。

でもさ、これって日本人が共感ということで最初に思い出したのは
ここでは”日本人の心に潜む「滅びの美学」だった”としていますが
あたしが思ったのは「禅」の美学なんですよ。

たとえばさ、ヨガブームになったでしょ？
でも健康ブームもあいまってカタチばかりを追って
ヨガで一番大切なのは、そちらの人に言わせると「精神面」なわけで。
茶の湯とかをカタチだけやってみても精神面とかしっかりしていないのと同じだなって思ったのです。

去年だったかな、おととしかお正月すぎに
あたしは茶道の体験をしました。
足がしびれたけどそれなりに面白かったです。
なんでいきなりやりにいったかといえば
礼儀作法とかメンタル的なものとかを学びたかったんですよね。
奥が深いなというかお茶の作法だけでなくって真髄とかっていうのは
本当その道で長くやらないと難しいのだなって思いました。

侘びさびの文化ってさ、慎み深いとか謙虚さとかそういったことだって思うのよ。
でも自分の意思を「主張」するっていうことが中心な国なんかだと
(あたしもここでかなり自分を主張していますがｗ)
なかなか理解ってされがたいのかなって思いました。
考えてみたら原作者はイギリス人ってイギリスは伝統を重んじるところだし
そういうところからいって日本でウケたのでしょうか。
ちょっといろいろ気になりますｗ

古典文学でも「もののあはれ」っていう感性がありますが
そういった微妙な感覚って日本人独特だって思うんですよね。

この日本人独特の感覚すら最近はあまりなくなってきて
マナーを知らないとか、謙虚さどころか羞恥心すらない人を目にするよね。

そういうのってなんか残念だなって思うの。
こういう独特の繊細な文化やたしなみとか
日本ですら理解されがたくなってきてるのかな。

新しい文化を受け入れていくのも大切だけど
昔からあるもの、特に心の部分を大切にしていくべきなんではないかなって
とても思わされました。

だけどフランダースの犬っていうと最後の部分で泣いた覚えがありますが
それより前どういうストーリーだったのか覚えていません(爆)

過去に泣いたアニメといったらフランダースの犬もまぁいいのですが
ラピュタなんだよねｗ
宮崎アニメって今のものにはまったく興味ないんですが
ラピュタとナウシカはかなり好きですｗ
火垂るの墓は別に泣かなかったですｗ
参考までに海外からみた日本のアニメで泣けるものがあったので
リンクいたします↓

海外から見た“泣けるアニメ”
海外から見た“泣けるアニメ2