Vol.15 見つめていたい。

以前、音楽関係の会社に勤めていました。
そこの先輩を、あたしはすごく尊敬していました。

その先輩をなんでそんなに尊敬していたのかといえば
とにかく頭の中が、
音楽のほとんどのジャンルと映画なんかにおいて網羅していて

人間じゃない！!

というくらいの情報量の多さでした。
それだけであたしは即、
尊敬します！
となる程度の単純な人間なんですけどね((笑
でも、あの先輩を越える人がいたらみてみたいくらいですよ。
とにかく完全にデータベース化されてましたね。


その先輩と職場が同じでも
フレックスだったこともあり
食事をしたことがありませんでした。
そんなある日、先輩と昼を一緒にとることになりました。

やはり食事って人をみるのに重要だなと思ったのですが
あたしと女性の後輩と、その尊敬する男性の先輩とで食事したんですが
なかなか先輩は食事をとりはじめない。
「いいよ先に食べて」
といわれて後輩と食べはじめたのね。

なにか、
　　　視線を、

　　　　　　かんじますわよ？

気付いたんです、先輩が、ひたすら

｜∀ﾟ）じぃ〜〜〜〜〜〜っ

と、
みてるの、
食べてるところを、
口元を！！

何か？
とかいわさせない雰囲気なくらいに、
圧倒されるほど
食い付くようなくらいに

見る！｜∀ﾟ）
見る！！｜∀ﾟ）｜∀ﾟ）
見る！！！｜∀ﾟ）｜∀ﾟ）｜∀ﾟ）

しかも口元だけをみて
時々うれしそうにニヤリ((◎´∀｀)）とするの。



!!!!!!(ﾟДﾟ,,)



申し訳ない、さっきの撤回っ！！！
尊敬とかもう思わないし
食べてるとこ、
そこまでみられたくないからっ！

後輩もこれには気付いたらしく、
だけどこの食事については暗黙の了解で
今後一切口にしない（思い出したくないから笑）ことにしました

こういうの、フェチっていうの？
それとも変態になるの？

世の中いろんな人がいるなと思いつつ
まぁ、ほかにもこの先輩のエピソードはかなりあるんだけど
悪い人じゃないし、
なんかしゃべったらいけないかなぁ〜
と思ってこれまで話さなかったけどね、
笑いたくても先輩である以上笑えないし
恐怖すら感じましたよ。
サイコパスなんじゃないかとマジで思いました（´Д｀）
いや、まちがった、
それをいうならサイコホラーだ(´･ω･`；)


あなたも誰かにみられてるかもしれませんよ、

ふふふふふ。