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クリティカル・シンキングとは直訳すれば
「批判的思考」
と訳す。
あたしは基本的に何か興味があったテーマや課題に直面すると
必ずこれをやります。
今日はクリティカルシンキング(以下CT)をテーマに例をだしながら説明、話をすすめていきます。

ネットや携帯、それ以前からだとしたら
マスコミや雑誌の情報、
もっと身近な例ではいわゆるウワサみたいなものについて
あたしはいつも懐疑的な見方をします。
要するに話を鵜呑みにしないということですね。
そんなふうにメディアに対して批判的な意見で見ることを
きいたことがあるかもですが
メディアリテラシー
といいます。

信じないとか否定する、という意味ではモチロンなくて
「critical」には批判するとかあら捜しとかそういう言葉も含まれるのですが
もちろんあら捜しでもなく、批判でもありません。
情報が氾濫する時代に、こういう目線は大切なのではないかということです。

わかりやすいので何度も例にだしている「あるある」捏造ですが
あれに騙されたという人たちはまさにこの「CT目線」ができない人たちでしょう。
情報を鵜呑みにする、ということの恐ろしさ(笑)
これについてはどこまでがエンターテイメントでどこまでがヤラセなのか、という目線でもあります。
同時にどこまでは楽しむけどそこまではハマらないっていう一線でもあります。
これが特にダイエット特集だなんて本当いい例ですよね。
みんながみんなこれがきくんだ!っていっせいに走る。
もう終わってしまった情報番組で白インゲンがやせるといっていたわけですが
確かに白インゲンのファセオラミン(ファビノール)は炭水化物なんかに効果があるようですが
番組でやったのはインゲン豆を炒るものを紹介したようですが、
炒るのを面倒と感じた視聴者が生で食べたりして調子を崩し、苦情が相次いだらしいです(で、番組も終了、と)
それ以前も同じ情報番組で番組内で注意喚起をしつつもそれを守らずにやった視聴者が事故(やけどとか腹痛とか)を起こし
番組が中止になっているものがいくつも過去にあります。

こういうのを見ていると番組も番組だけど視聴者もアホ!としかいいようがありません(笑)
だってそもそもラクしてやせようっていう考えそのものに問題があるのだから。
そもそも生活の習慣を変えなければ同じことを繰り返していくものです
(でもそれを変えていくのはクチでは簡単なんだけどねww)


そしてまた特に女性はこの「クリティカルシンキング」をする人は数少ないです。
さらに「流行」ともなるとやたらとびつきたがるのも女性に多い行動(←あたしもw)
(そしてこれらは各マーケットとも連動しているわけですが)

だけど個人的にそういうときやっているのは
情報は情報として頭に一度インプットをしてデータとして保存します。
次にそれについて客観的な目で見、調べ、興味を持てば何かしらのアクションをちょっと起こしてみるかんじかな。
別な意見にも耳を必ず傾けます。

前回から何度もここでスピリチュアルについて書いていますが
一方でこれがよかったですとか商品を紹介しつつ
なんでスピリチュアルに懐疑的な意見をもつのか
ギモンに思った人もいると思います。
(関連)
魂の成長

なぜスピリチュアルがすきなのに批判的なことを書いているかといえば
ネットで見ても業者のサイトにいきつくケースばかりであって
なぜかレビューを見ても何を見ても
ありがたがるものばかり。
そこであたしは本当にみんながみんなそう思っているものなのか?
という点について疑問視しはじめたんです。
批判するのがタブーなんじゃないかというくらいに
なぜか「効果がなかった」という人がいない。
これだけサイトみてれば一人はいてもいいはずなのに。
ならばこのサイトでは商品を紹介しつつも
批判も同時にしていこう、という
一見矛盾したことをしようと思ったのです。


楽○なんかのレビューもよく読むのですが、女性にありがちなレビューが
「○○が来るのとても楽しみにしてま〜す★」
...って、ソレ、レビューやないやんっ!!ノシ
っていうツッコミたくなるものがかなり多かったり(苦笑)
「まだ到着しません。いったいいつになるんですか?」
って、ソレは店に直接メールしろ!ノシ
そんなふうに「商品のレビュー」欄にお店のレビューを書いたり
実に感情的なものばかり。
客観的意見と私的意見を混同する人も数多く見受けられます。
(やはりほとんどが女性)
欲しい情報がまったくないことも多いです。
または商品の説明(商品ページにいけばすぐにわかること)を
そのまま書き写す人も少なくないです(こちらは男性に多いです)
なぜ到着してもいない商品に対して「レビュー」を書くのか。
これについてのカラクリは実に明瞭で
楽○サイドで商品についてのレビューを書くと楽○ポイントがもらえるという仕組みにあります。
お店から催促されることも過去ありました。
(レビューの数が多ければお店がそれだけ注目されるってことですね)
その商売のやり方は確かにうまいと思いますが
「レビューの大量生産」が相当目立ち
クオリティの高いレビューに出会えたケースはほとんどないですw

あたしは本をとても読むのですが本を読んだり商品を買うときは(特にネットで)
必ずそれについて調べます。
というのも批判的な意見を知ってから買ったほうがいいと思うのです。
特に図書館になかった本の場合はその周辺でいいものがないかも同時に調べます。
Ama○onとかHM○とか
「これを買った人はこんなものも買っています」
ってあれは本当にうまいやり方だなと関心します。
企業のほうも同時に複数売り上げを見込めるだけでなく
あたしみたいな好奇心だらけの人間にはうってつけです(笑)
これにより、実際かなりの自分の知識の幅が広がりました。

そもそもあたしの場合は
哲学に出会って考え方がかなり変わったのも事実です。
ヒーリングやスピリチュアルの世界にたどり着くステップに
哲学があったし哲学には宗教学がつきものでした。
それ以前も心理学や精神医学、社会学の興味があったので
(最初は心の病を治すため、そういう本を読み漁っていました)
あたしの中ではそれらが思考の全てがつながっているんですよね。

真理を追い求めているうちに
いつのまにか「なぜ?」で物事を何に対してでも考えるクセがついてしまいました。
それまでは思い込みの激しい人間でした。
そしてなんでも感性だけでやってしまう面もありました。
これらはやはり女性にありがちなんだけど
でも、哲学に出会ってからは客観的に論理的に物事を捉えるクセができました。
要するに左脳的思考も身につけるようになったんです。

そう、思考の偏りなんだよね。
考え方のクセというのは治せるものだって思います。
あたしがそうできたのだから。
で、哲学をすすめたいとこですが(笑)
とっつきにくさが一般的にはあるようで、
ならば、クリティカル・シンキングの方法を紹介したほうがいいかなと思ったのです。

親しい女性の友達で、多分本人はこの言葉を知らないかもしれないけどクリティカルシンキングをする人がいます。
女性は感情でモノをしゃべることが多いのですが
その彼女は感情にめったに振り回されないというか、
実にギモンをもって物事を考える人。
だからその彼女と話をすると論議がつきません。
お互いに別に批判しあうでもなく、同情するわけでなく
女性にありがちな「いつも一緒。仲良しでべったり★」
というのがないので一定の距離のつきあいができます。
いつも一緒にいることだけが親しさや友情だと考える女性は多いのですよね。
あたしはそれがとっても疲れるんだけど(苦笑)

だけどその彼女とは一定の距離を保てることができて
そういう意見を交し合える唯一の女性。
その彼女との話は、別にお互いに
「それは違うと思う」
という内容の意見をいったからといって友情が壊れるわけでなく
あくまでもそれはそれとして受け止めているので
非常にラクなんですよ。
しかし通常、ほかの女性にちょっとでもそういう内容を話すと
なんかこっちが責めているかんじになってしまう状況になりがちです。
女性の多くが感情で動くことがほとんどなので
なんとなくつきあいにヒビが入ってしまうことも多いんだよね。
こっちはそんなつもりないのに。
だから正直オンナってめんどくさい生き物だなって思うこともかなりありますw

そんなことしてるうちに、あたしがこういう考えで話せる人は
ごく少数か、
というよりこのブログがメインになっています(笑)


なんとなくわかったかもだけど
クリティカルシンキングっていうのは
「人間が陥りがちな思考の落とし穴や先入観に注意して
合理的に内省することを重視する思考法」
ってことになっていますが
よく教育関係者とかビジネスなんかの場に用いられるようですね。

しかしながら、CT的思考でいると陥りがちなこともあります。
いわゆる思考の停止、です。
あたしの場合は葛藤、なんですけどね。
あたしはこう思う。でも客観的な考えはどうなのか。
...そう頭だけで考えるのでなくて
それをたとえば体験したことのないことなら、
それらの懐疑的な見方をふまえつつ、
感じたことを優先させています。
スピリチュアルは好きです。
だけど、いろいろ思うところはあるけど、
やっぱ好きなんだよねw
ってかんじですね(笑)
いろいろ書きましたが、何より一番に大切にしているのは
結局やはり自分の感性だったりもします。
だけどここでいいたかったのは
感性だけに偏るのでも、
思考だけに偏るのでもない
バランスが大切だっていうことをいいたいのですよね。
実際に体験するのが何よりも一番わかること。
そこで批判的意見も交えながら
本当の自分を「右脳」だけでなく「左脳」からも探していたりします。

こういった思考をもって
よりクオリティの高い情報を活用できるようになることは今後さらに必要だって思います。

以下CTについてのサイトをいくつか紹介します。
情報化社会にはやはりかかせないものだと思うので
ためしにやってみてはいかがでしょうか?
興味があればどうぞ。

クリティカル・シンキングとは何か?(兵庫教育大学)より抜粋。
 ・クリティカル・シンキングのための8つのガイドライン (Wade,1995;1997)
 (1) 疑問を持つ
 (2) 問題を定義する
 (3) 証拠を検討する
 (4) バイアスと仮定を分析する
 (5) 感情的な推論を避ける
 (6) 過度に単純化しない
 (7) 他の解釈も検討する
 (8) 不確かさに耐える

 ・クリティカル・シンカーの思考の7つの特徴(Smith,1994)
  (1) 柔軟,多面的な視点で考える
  (2) 人間のバイアスや仮定を認識している
  (3) 懐疑主義的な態度を保つ
  (4) 事実と意見を区別する
  (5) 過度な単純化はしない
  (6) 論理的な推論過程を踏む
  (7) 根拠を吟味する

 ・クリティカルに考えるために,また,考えさせるために必要な要素は?
  (1) 題材が必要(各教科,日常の問題,メディアの材料)
  (2) 考えるための基礎知識が必要
  (3) 考えるための基礎的な型(思考法)が必要
  (4) 人間の認識に関する知識が必要
  (5) 練習と習慣化が必要(発問リスト等)−−−少なくとも最初は。
  (6) 動機づけ,強化(報酬)が必要 −−行動形成の発想を取り入れる



以下、その他参考サイト
批判的に考えるための情報リテラシー
− 情報処理入門における分析的アプローチの実践 −

(早稲田大学メディアネットワークセンター)
批判的思考の諸概念(琉球大学)
クリティカル・シンキングで身に付く「考える力」@IT 自分戦略研究所
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